いいことないかな


昨日は金工の新歓だった。
若山先生にものすごく怒られた。
あとからよくよく考えてみると、そこまで怒られるようなことはしてない気がしてきた。
3年生が上手く仕切れてなかったのも、開始が先生の希望より1時間遅れたのも良くなかったかもしれないけど、開始が遅れたのはやむをえない事情があったからだし、本当に大変だったから、朝からずっと準備してきた頑張りをちょっとくらい評価してくれてもいいんじゃないかと思った。
私はひたすらにごんちゃんの指示のもとで動いていたのでまだいいけど、ひとりでメニューも考えて皆を引っ張ってくれたごんちゃんが本気でかわいそうだと思った。
はしもとさんがなんとか私たちをフォローしてくれようとしていて有り難かった。
話は長いし、話す内容はすべてお説教じみているから苦手だなあとは思っていたけど、やっぱり合わない。
先生は明るくて、よく自分に絡んでくれて説教じみた話も表面上ではちゃんと聞いてくれて、分かりやすくがんばり屋なひとがすきなんだろう。
先生の専門のレリーフは嫌いだし、説教なんてひとつも頭に入ってこないし、ここまできたらもはや好かれたいとも思わない。


ただでさえダンス部がめんどくさいことになってるからせめて金工は平和であってほしかったのに、金工にもこんなに悩まされるとは。
今はほんとうに金工に興味がないので、ものをつくるのがつらい。
2年の最初の頃はなんであんなに指輪作るの楽しかったんだろう。
いま、ものをつくりたい欲がまるでない。
芸術学部での勉強もダンスも同じような分野にあるから両立がむずかしい。
こないだふと気がついたけど、芸術とダンスのどっちも将来の仕事に直接的に役に立たないなら、ダンスに重きを置いてダンスをめちゃくちゃがんばっててもいいんじゃないかと思った。
完全に今の自分の正当化するための言い訳にしか聞こえないだろうけど。笑
でもたとえ言い訳でも妙にスカッとするのでそういうふうに考えていよう。


人見知りで消極的なひとにとって世の中ってなんて生きにくいんだと最近しみじみ思う。
ぜったい損な性格だと思う。
それが簡単に直せたら苦労しないんだけどね。
中学生ぐらいからそういうふうに思ってたけど、今まではまあいいやって割り切ってきたけど、バイト先で、「もっと明るく接客して」とか「大きい声出して」とか「なんか暗い」とか言われたり、元気な性格の人がみんなに愛されてる様子を見たりすると、元気がいいってだけで好印象をゲットできるってなんて得な性格なんだろう!とあらためて思うようになった。
一般受けする感じがとてもうらやましいと思ってしまう。
なんだろうな〜、うらやましいけど元気がいい人になるには相当なエネルギーが必要だし、めんどくさいし、他に元気のある人がいるなら私は別にいっか、と結局はいつもそういう結論になってしまうんだけど。


今いちばんきらいな言葉は「個性」。
ダンスにおいても芸術においても。
私ってなんでこんなに個性ないの?
自分の中身が全部すーっと消えてく気がする。


ここのところ落ち込むざんまいだったので久しぶりに長い日記になってしまった。