小春日和つづき

毎日ここに書けたらいいと思いつつ高尚なことを書こうとするからなかなか手が進まない。毎日のことをぽつぽつ書いていよう。

つくづく私は人の影響を受けやすい。どんどん流される。これは小学生ぐらいからずっとだ。小中学生の頃は、この人の書く字がすきだなと思ったら全力でまねしていた。かなりクオリティーも高かった。そしてしばらくして飽きたらちがう人のをまねしていた。
そうそうまねっこで思い出したけれど最近芸術学部でやっていく自信を失いつつある。押しが弱いというか自己主張がないというか、ぐらつかない自分の考えとか信念がないというか。染色やメディアの課題をやっていて、作品づくりにはコンセプトが欠かせないということが分かってきた。自分で勝手に作った設定がしっかりしていないと、先生にその弱いところをつつかれる。設定があれば表現に理由をつけられるし、物理的におかしくても見る人になるほどと思わせられる。メディア造形のK先生いわく「なんとなく」「適当に」「何も考えず」やるのはだめなのだ。作品のなかにむだなところはなくて、すべてに意識を持ち必然性がなくてはならない。これが作り手として責任を持つべきことである、と。