ひさびさに

インフルエンザなのか?よく分からないけれど、高熱と吐き気におそわれる。ひどく寒気がしてどんどん熱が上がってくるのが分かったのでちょっと寝た。というか寝ようとしたけど体中が痛すぎてくるしすぎて、ものすごく弱気になってしまって泣けてきた。こんなに熱が出たのは久しぶりだったので、私が風邪をひいたときにリビングでてきぱきと掃除や洗濯をしている、めずらしく家事にやる気を出した母を思い出したり、名作『TSUGUMI』の主人公つぐみ(病弱で超美人でものすごく口が悪い)になった気になってみたり、まったくといっていいほど食欲はないけどすりおろしりんごだけ食べたくなったりした。
そして「これはもう西洋医学に頼ろう…」と病院へ行ったら熱が39度6分もあってくらくらした。初めてインフルエンザの検査をしたけど(前にやろうとした時は私があんまり痛がるのでこども用の検査に変えてもらった)、あれはなかなか痛い。痛いから変な顔になる。あと鼻とのどの中間地点とつんつんされるので、その二つがつながっていることをリアルに感じる。
薬をもらって帰り、薬を飲んでまた眠った。熱が高いときは寝ている間じゅう夢を見る。どんな夢だったかは思い出せないけど同じような夢を繰り返し見ている。
翌朝熱は下がっていたが、たまたま仕事が休みだった母が実家から来て掃除をしたりうどんを作ってくれたりしたのでほっとした。

そして回復して間もないうちに、芸術学部の友達と遊びにいった。カラオケとか高校以来だ。
部活に依存しすぎて冴えない芸術学部ライフを送っていたけれどまわりをよく見れば、こんなにおもしろい人がいたのか!という発見が最近多いので楽しい。そういうことを見落とさないようにしようと思う。閉じこもりすぎるのもよくない。
1年生の終わりってたいがいこんな感じな気がする。