パーマネント野ばら

パーマネント野ばら、という映画を観ました。以前にも観たことがあるし、うっすら覚えていたオチを勘違いしていたにも関わらず、最後のシーンで号泣。
何がそんなに泣けてくるかって、まず、周りの人の温かさにやられる。傷ついて傷ついてどうしようもない、なおちゃんを無理やり元気にさせようとせず、じっと見守って立ち直るのを待っている。友達もお母さんも近所のおばちゃんたちも娘も。特になおちゃんのお母さんと娘の、どうしようもできないけどものすごく心配しているのがたまらない。お母さん役夏木マリの、ぱっと振り向く一瞬の表情からすごくお母さんの愛情が伝わってきたり、なおちゃんの娘が、お母さんの悲しみを埋められない自分をもどかしく思ったり、自分だけを見てほしいのに、お母さんが恋人の面影を追いかけてばかりで腹が立ったり、そういう人間の感情が生々しく伝わって切ない。
ほんとーに、くるしいことだなぁ!大変で、厄介で、めんどくさくて、手間のかかることだ!

青春キラキラ

カレッジナンバーが終わりました。学生たちはみんなキラキラしておりました。そして念願のベストオブカレッジも見事市大がゲットしました。
自分も出演しつつだったので、みんなをあたたかい気持ちで見守ることができました…。

終わってからDIPのゆかいな仲間たちとおいしい餃子を食べまくり、ビール飲んで幸せになり、ほんわかした感じで解散しました。

その後別の飲みに合流し、ふわっふわになるまで飲み明かしました。
もうこの日のことは夢だと思っておこう。笑

今日から12月。あっという間だなぁ。

明け方のおしゃべり。

なんということでしょう。初めて泣いている所を見ました。
「ごめんね」といきなり謝られて、ぽつぽつと正直な気持ちを話してくれた。そんな話をされるとは思ってなくて、本当にびっくりした。私がいろいろ今の状況の分析をしてみたら、それが当たりすぎていたみたい。そして、広島にいてくれてありがとうと言われました。
私もまた、すこし気持ちの整理が進んだのでよし。

めも。

今週、とても大変なことを成し遂げました。計画通りに進みすぎて自分でもこわいくらい。なんであんなに後ろをかえりみず、さくさくやってのけられたのか不思議。どうしてもやらなきゃいけないという使命感につき動かされてた。
甘えでも何でも許してしまって突き放せなくてぐずぐずしていたら、一年経ってた。でもやっぱりすごくすごく悲しいなあ。何で紛らわそうとしても悲しい。ほかの事をもりもりがんばる元気も今はなくて、日常生活を送ることでやり過ごしている感じ。
こんなに深刻に考えてる私がちっぽけなのかと思ったり、まわりはこれでよかったと言ってくれるけど、何と言われようと自分が良いと思ったことを貫くのがよかったんじゃないかと思ったり、ほんとうに何が正解なのか全然わからない。
すぐ弱くなって、甘えたくなる自分に腹が立つ。他人に満たされようとする自分がなさけない。自分で楽しいことを見つけなきゃ、自分できらきらしなきゃだめだって分かってるのに。少しはさみしさを我慢しないといけないのに!なんでこんなに弱いんだ。

仕事でもつまづいて、気持ちもぐちゃぐちゃで、体調も悪くて、こういうことって本当に間が悪い。

もう終わりかあ...

あと一週間とちょっとで今年が終わるなんて、信じられない。
再来週の今日にはもう三が日が終わっているなんて!

今年は変化ばかりの大変な一年だった。
何事も変わり目はしんどいことが多いけれど、大きな決断をして、それにともなって私を取り巻く環境ががらっと変わった。
立場が変わることでまわりとの関わり方が変わったり、ものの見方が変わったり、全然関わりのなかった人たちとよく話すようになったりした。今までの環境のなかで、新しいつながりが芽生えたことはとても大きな収穫。新しく人間関係を開拓するのも悪くないな、と思う。慣れ親しんだ友達がいっせいに遠くへ行ってしまって、さみしいながらも、新しい毎日に必死でしがみついていたら、いつのまにか、また少しずつ自分の居場所が出来はじめている。
新しいことに慣れるのは本当に労力のいることだけど、積み上げてきたものを振り返ってみるとなんだかすがすがしい気持ちだ。

時々、もうむり!!!となって全部投げ出してしまいたい気持ちになることもあるけど、それでも毎日は続いていくのでどうにかついていく。このエネルギーがぷっつり切れてしまわないように、、、まあそんな度胸もないので大丈夫でしょう。笑

POPIN PETE WS

POPIN PETEがワークショップの最後に言っていた言葉に、ほんとうに涙がこぼれそうになった。
仕事においてもダンスにおいても私にはとてもよくあることだけど、自分よりすごい人を見てやりきれない気持ちになったり、何も出来ない自分を情けなく思ったり、だめなところだけにフォーカスしてしまったり、そういう気持ちになることを根本から吹き飛ばされた。
「ちょっとしか理解できなくても、それでいいし、たくさん理解できたならそれもいい。ほんの少ししか分からなくても、その少し理解したことは育てられるから大丈夫。」
直訳しかできなくて、このニュアンスを伝えるのがむずかしい。
まさにワークショップを終えて撃沈しているときに、心を読まれているかのようにこんなことを言われたので驚いた。ネガティブな思考回路がバレバレだ!笑
「It's ok!!!」と力強く繰り返すPETEを見ていたら、すごく大きなものに認められているような気がして、うるうるした。人より時間がかかっても、手間がかかっても、むずかしいことにていねいに向き合っていこうと思えた。
心が折れそうになったら、あの力強い言葉を思い出そう。自分のやり方で、自分がどうしたいのかを、もっともっと大切にしよう。